漢方日記

熟したチョウセンゴミシ

チョウセンゴミシはマツブサ科のマツブサ属に属する落葉性つる性の樹種です。5–7月頃に黄白色の花をつけ、果実は赤く房状につきます。実は生薬の五味子(ごみし)となります。収斂性があり、咳、多汗、頻尿などの治療に用いられます。

私が非常勤講師として勤めている国際医療福祉大学の薬用植物園でもチョウセンゴミシが栽培されております。6月にはまだ青かった実が、8月下旬には赤く熟していました。

6月17日

8月26日