漢方日記

  • しゃっくりの治療に役立つ柿の蒂(へた)

    不意に発生するしゃっくり。たいていは半日もすればいつの間にか治まっているものです。早く治すために呼吸を止めてみたり、水を妙な飲み方で飲んでみたり、あるいは誰かに驚かしてもらったりと、いろいろな工夫を試みた経験は多くの方にあるのではないでしょ...

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  • 熟したチョウセンゴミシ

    チョウセンゴミシはマツブサ科のマツブサ属に属する落葉性つる性の樹種です。5–7月頃に黄白色の花をつけ、果実は赤く房状につきます。実は生薬の五味子(ごみし)となります。収斂性があり、咳、多汗、頻尿などの治療に用いられます。私が非常勤講師として...

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  • ハスの薬用利用

    夏に白色から淡紅色の花を咲かせるハス。暑い日差しの元にあっても、水上の佇まいはなんとも優雅であり、清涼感が漂います。ハスは古くはハチスと呼ばれたそうで、その語源は果托という果実の実り方にあります。ハスの花は花を支える茎の先が膨大化した花托と...

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  • クチナシと山梔子(さんしし)

    庭木としてよく見かけるクチナシ。元来は東海地方以西に自生する低木です。6月~7月に純白で甘い芳香漂う印象的な花を咲かせます。1970年代には名曲「くちなしの花」が大ヒットしました。晩秋になると果実が赤黄色に熟し、厚い果皮の中には百粒ほどの種...

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  • イカリソウと淫羊藿(いんようかく)

    4~5月に白色あるいは紅紫色の印象的な花をつける山野草にイカリソウがあります。花の形が船の錨に似ていることから名付けられたとされています。また花だけでなく葉の形状も印象的です。三枝九葉草(さんしくようそう)という別名があり、3つに分岐した茎...

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