漢方の生薬
-
漢方の生薬季節・天候と漢方
すみれの花咲く頃《NaturalLife129_’23.4》
春には様々な植物が花を咲かせますが、スミレもその一つです。宝塚歌劇団の有名な楽曲『すみれの花咲く頃』は「春すみれ咲き 春を告げる」という歌詞で始まり、淡い春の恋心が表現されています。スミレの花の可憐で清楚な姿が歌によく合っています。一方岩崎...
続きを読む -
漢方の生薬
サルビアの仲間 タンジン《NaturalLife125_’2...
夏から秋にかけて公園や道端でよく見かける真っ赤な花が印象的なサルビア。緋衣草(ヒゴロモソウ)という和名があり、緋は濃く明るい赤色を意味します。花の基部には蜜が入っており、子供の頃に花を抜き取っては甘い蜜を吸った思い出があります。サルビアとい...
続きを読む -
漢方の生薬
初夏に花咲くスイカズラ《NaturalLife124_’22...
5月から7月頃、筒状の白い花を2本ずつ並んで咲かせ、ジャスミンに似た甘い香りを漂わせるスイカズラ。日当たりがよく、かつ乾燥しない場所を好み、山野の林縁や道端に生育する、つる性の低木です。園芸植物としても流通しています。この白い花は時間が経つ...
続きを読む -
漢方の生薬
混乱するタンポポ事情《NaturalLife123_’22....
身近な野草の代表格といえるタンポポ。早春から咲き出し、秋頃までその姿を見かけることがあります。タンポポと一口に言っても、実際にはいろいろな種類があり、タンポポはその総称です。大きく分けると元々日本に自生する種と、外来種に分けられます。関東周...
続きを読む -
漢方の生薬
紫雲膏とムラサキ《NaturalLife122_...
寒い季節に多い手足のひび、あかぎれ、しもやけなどに用いられる漢方の軟膏剤に紫雲膏(しうんこう)があります。漢方薬にも軟膏剤は少ないながらもいくつかあり、最も有名なものが紫雲膏です。紫雲膏を考案したのは江戸時代の外科医、華岡青洲です。華岡青洲...
続きを読む