漢方日記

  • 混乱するタンポポ事情《NaturalLife123_’22....

    身近な野草の代表格といえるタンポポ。早春から咲き出し、秋頃までその姿を見かけることがあります。タンポポと一口に言っても、実際にはいろいろな種類があり、タンポポはその総称です。大きく分けると元々日本に自生する種と、外来種に分けられます。関東周...

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  • 紫雲膏とムラサキ《NaturalLife122_...

    寒い季節に多い手足のひび、あかぎれ、しもやけなどに用いられる漢方の軟膏剤に紫雲膏(しうんこう)があります。漢方薬にも軟膏剤は少ないながらもいくつかあり、最も有名なものが紫雲膏です。紫雲膏を考案したのは江戸時代の外科医、華岡青洲です。華岡青洲...

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  • みかんの皮は古い方がいい!?《NaturalLife121_...

    炬燵にみかんは冬の定番ですね。簡単に手で皮を剥きながら食べることができ、手もあまり汚さずに楽しむことができます。。みかんの仲間、つまり柑橘系の果実はたくさんの種類がありますが、冬の炬燵に載るみかんは、ウンシュウミカンと呼ばれる種類が一般的と...

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  • しゃっくりの治療に役立つ柿の蒂(へた)《NaturalLif...

    不意に発生するしゃっくり。たいていは半日もすればいつの間にか治まっているものです。早く治すために呼吸を止めてみたり、水を妙な飲み方で飲んでみたり、あるいは誰かに驚かしてもらったりと、いろいろな工夫を試みた経験は多くの方にあるのではないでしょ...

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  • 熟したチョウセンゴミシ

    チョウセンゴミシはマツブサ科のマツブサ属に属する落葉性つる性の樹種です。5–7月頃に黄白色の花をつけ、果実は赤く房状につきます。実は生薬の五味子(ごみし)となります。収斂性があり、咳、多汗、頻尿などの治療に用いられます。私が非常勤講師として...

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