漢方日記

  • 春の養生《知って得する漢方31_’09.3》

    3月5日は二十四節気の啓蟄(けいちつ)です(2009年に筆記)。虫たちが冬眠から覚めて動き出す時期とのこと。二十四節気は一年を気候の変化によって分けた暦ですが,さらに細分した七十二候という暦では,現在は「草木萠動(くさきめばえいずる)」に当...

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  • 和食中心の食養生《知って得する漢方27_’08....

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  • 夏の食養生《知って得する漢方12_’07.8》

    暦の上では間もなく立秋を迎えますが,7月後半から8月の中盤にかけてが,最も暑さの厳しい時期と言えるでしょう。この季節に出回る青果物は水分が豊富で体を冷やすものが多くなります。火照った体をクールダウンさせるには好都合ですし,旬のものを食べるこ...

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  • 冬の食養生

     中国に伝わる養生書によると、冬場は活動を緩和にして保温に努め、体力の浪費を防ぐよう説かれています。もし冬の養生を怠ると「腎」が傷み、翌春に足がしびれ、腰が曲がる病気になるとのこと。ところでこの「腎」というのは、人間の誕生から生長・活動・老...

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  • 料理人が作った漢方の基本処方-桂枝湯

     漢方薬のバイブルといえる本『傷寒論(しょうかんろん)』この中で最初に紹介され、多くの紙幅を費やされている処方が“桂枝湯”(けいしとう)です。この処方はもともと中国商代の料理人が考案したと言われています。その中身は、ニッキ、ショウガ、ナツメ...

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